今日は真面目な話を。
我々のように接客業をされている方にとって切っても切れないのが
「お客様のマナー」「お客様のモラル」。
難しいですよね・・・。
スタッフ側としては「自由に」「気兼ねなく」「リラックスして」なんて表現で
当館での滞在中はお過ごし頂きたい。
ここで「自由に」という表現についてなのですが、英語で「自由」は「Free」。
なので、学のない私は海外のお客様に「ご自由にお使いください」を「use」free」などの言葉でお伝えしていました。
ただ英語が堪能な方に訂正されまして。
正しくは「Please help yourself」だそうです!
「Free」というと、それこそ「自由に・・・」。
持って帰ってもいいよ!くらいの表現だそうで・・・笑
で、話を戻して「ご自由に」というのは「気持ち」で
それこそお部屋のモノを自由に持って帰られるともちろん困ります!笑
で、改めて文頭に戻って「マナー」「モラル」について。
ちょっと調べてみると
マナー = ルール
モラル = 道徳
のイメージだそうです。
例えば当館での「マナー(ルール)違反」で言えば「室内喫煙」が時々あります。
残念なことに・・・。
僕も喫煙者なので「禁煙」の苦しさは理解出来ます。
それでも「禁煙」と指定された場所ではもちろんタバコは我慢します。
何故か?それがルールだから。
でも「ルール」って誰かが決めたもの。
「最初はそこになかったもの」です。
だからこそ、それを決めた人に「バレなければOK」なんですよね・・・ルールの仕組み的に。
そこで個人的に大切だと思うのが「モラル」。
例えば自分が喫煙者だとして、目の前に妊婦さんがいると吸わないですよね?
その「吸う」「吸わない」の分岐点が個々の「モラル」。
考えれば考えるほど難しいですね。
「ゴミはゴミ箱に!ポイ捨て禁止!」
自分の家では出来ることなのに・・・
誰も見てないから・・・
みんなもしているから・・・
そんな言い訳で理論武装して、誰もがルールを破ってしまいます。
だからルールが必要・・・そんな無限ループが続く。
最後に「マナー」や「モラル」を調べている時に素敵な言葉がありました。
「モラル」は「思いやり」だと。
-自分ではなく、他の誰かの為に。-
綺麗ごとを掲げるつもりはないですが、そんな心で日々生きていきたいなと思います。